第1回公演「ふみこ」

第1回公演「ふみこ」

(プレ国民文化祭)

平成11年10月9日(土)しまなみ交流館

 

作家林芙美子の銅像が魂を持って動き出し、

現代を生きる女性とともに銅像の芙美子が大正時代へタイムスリップするという奇想天外なストーリー。

公演終了後、演劇評論家の衛紀生氏は、「まちづくりは住んでいる人の人間関係を成熟させることが第一、

そこでの演劇の果たす役割は大きく、ボランティアの多く関わったテゴー座にこれからも期待します」とのお言葉。

尾道文化を演劇を通して伝えていこうとする私たちテゴー座の旗揚げ公演でした。

役者、裏方、エキストラも含め役80人に関わっていただきました。

ー 内 容 ー

作家林芙美子の銅像が魂を持って動き出し、現在を生きる女性とともに、銅像の芙美子がタイムスリップ。

  • 1場は毎年続けられている「あじさい忌」の場面、池田康子さんの熱演でした。
  • 2場は大正5年、芙美子が両親とともに尾道駅へ降り立ったシ−ン。13歳の芙美子は、長江小学校6年生の亀田由記さん、「たこの足が食いたか・・・」と九州なまりが印象的、お母さんが芙美子をぶつシ−ンも違和感なく。
  • 3場は女学校時代、歌を愛した芙美子の音楽の時間のシ−ン。女学生の芙美子役高校生の宮沢ちさ恵さんはまさにはまり役。
  • 4場は大人の芙美子 竹中千秋さんの芙美子役はまるで銅像の芙美子。

サンニチ記事から「奇想天外なストーリーで観客を魅了。

特に商店街店主、釣り人、学校職員役として話の要役となった“謎の男” を演じた

座長の駄賀繁男さんが登場すると大きな笑いと拍手が上がっていた」。

 

旗揚げ公演とはいえ並々ならぬ力が入った。

この半年間の綴れごとはある意味精神の高揚そのもの。

不可能を可能にし、未知への挑戦、完成へ向けてのひた走り、感激、感謝の気持ちは筆舌にしがたい。

とはいえ芸の道は厳しく初回公演は芝居作りへの序奏であった。