第4回公演「春雨ぢゃ濡れて往かう」

第4回公演「春雨ぢゃ濡れて往かう」

テアトロシェルネ自主事業

平成14年11月16日(土)しまなみ交流館

 

まだ第3回公演の準備をすすめていたある日、文化財保護委員の畠中美恵子さんからお電話がありました。

「テゴ−座は尾道ゆかりの人を芝居にしているけれど、尾道出身の行友李風をお芝居にしてみませんか。

『赤城の山も今宵を限り、春雨ぢゃ、濡れて行こう』の名セリフを書いた人です。」

とこの一言から第4回公演が始まりました。

常設の練習場として県営上屋倉庫に練習用舞台を作り週2回の練習をしながら、

本格的な芝居の稽古に入ったのは平成14年8月でした。

 

尾道ゆかりの劇作家 行友李風は新国劇の座付き作家として一世を風靡、

あの有名な名セリフ、名場面を再現しようと座長は大張り切り。

殺陣の練習、かつらなどなど難題ばかりの中でのスタートでした。

この年は、しまなみ交流館自主事業に組み入れていただき、

リハーサルもいつもの年より多く、十分に交流館のよさを利用させていただきながらのお芝居作りでした。

 

脚本、演出は駄賀座長、舞台監督、美術監督、

舞台美術などは尾大生1期生と2期生の13人が大きな力を発揮してくれました。

公演当日は、李風の妻の静江が晩年お世話になった大阪の特別養護老人ホ−ム春風荘の理事、

大西一夫さんも駆けつけてくださり、

「存命中の静江さんを思い出しました」と畠中さんともども喜んでいただきました。

誰もが知っている名セリフを書いた人 行友李風は尾道生まれ、尾道育ちだったのです。

澤田正二郎役: 佐原隆広、李風役: 森修次、李風の妻静江は石山登喜子でした。